今日は嫁さんが仕事なので送迎のため朝9時過ぎには戻らなければならず、近隣のハイキングコースを選びました。2年前、ハイキングをはじめたときに2度目のハイキングで歩いた太閤道がいいと考えました。
ちょうど、今年の3月にJR高槻と山崎の間に島本駅ができ、登山口のある若山神社へのアクセスもよくなったので2年前の逆コースをたどります。
始発電車でJR島本駅にAM5:27に到着。駅の西口から5:30に出発。阪急水無瀬からならば若山神社までは40分近くかかるところ、若山神社の入り口にたどり着いたのが5:47でした。
■若山神社の入り口
この神社の参道から裏山に至って大阪府でも珍しい、ツブラジイの純林です。鬱蒼としていますがいかにも神社という雰囲気が漂っています。入り口から入ると急勾配の石階段と鳥居が出迎えてくれました。
■若山神社参道
参道を登りきると若山神社の本殿が鎮座しています。
■若山神社本殿
そして、境内からは三川合流地帯の展望が広がります。高度が低い分今ひとつですがなかなかよい眺望です。
■若山神社境内からの展望
少し休憩したあと、神社の裏側につづく太閤道ハイキングコースの入り口から上りました。登りはいきなりのつづら折れの急坂が続きました。
■太閤道ハイキングコース入り口
■つづら折れの急坂
この急坂の森は若山神社の杜です。ツブラジイというシイの木で構成された樹林帯ですが、ほとんどほかの樹木はなく非常に珍しいそうです。あえぎながら歩くこと15分ほどで説明版のかかれた尾根にでました。
■ツブラジイの木
■ツブラジイの森の説明板
ここから先は新大阪ゴルフ場の境に沿った道を歩きます。ゴルフ場の金網の横をたどるように歩きました。
■ゴルフ場の様子
ゴルフ場に沿って歩くと1箇所だけわずかながら展望の開けたところがありました。
■展望個所
道は適度なアップダウンを繰り返しながらなおもゴルフ場のフェンスの周りを取り巻くように歩きました。ゴルフ場のフェンスの中には頭からボールがこないようにしているフェンスもありました。途中なかなかよい新緑の木漏れ日が初夏の山を彩ります。
■ハイキングコースの風景(ゴルフ場のそば)
■頭防護用に作られたフェンス
歩きつづけることしばらく、突如車道と林道が交差する分岐点に出ました。通称四つ辻と呼ばれるところで車道へ進めばゴルフ場の入り口や川久保の集落に抜けます。
■四つ辻
若山神社を出発して30分ほどでこの分岐に到着。林道のほうを歩いてゆきました。しばらく林道を歩き7分ほどすると小さな広場があります。
■三川合流地点の絶景(思い切り逆光ですが)
2年前きた時はベンチもないところでした。1年前にはベンチはありましたが、潅木などが少し茂っていて展望はもうひとつでしたが、今日はどうでしょうか。周囲はきれいに切り払われ目の前には桂川・宇治川・木津川の3つの川が合流し淀川になるところがパノラマのように見られました。
この先はは地道になり、心地よい自然林の中を新緑の鮮やかさを楽しみながら歩きました。ただこの道は関電の巡視路などハイキングコース以外の明瞭な枝道も多いためうっかりすると変なところを歩いてしまいそうです。
■美しい新緑の尾根道を歩く
三川合流の見える広場から15分歩き、このハイキングコースの一応の頂上。若山の三角点につきました。樹林の中に三等三角点だけ。道標がなければ見過ごすようなそんな山頂です。
■若山山頂
三角点を後にして5分ほど歩くとこのコースの展望のもうひとつの見所である「北摂一番見晴場所」の手製看板が現れ、すこしハイキングコースから外れて歩きました。
■北摂一番見晴場所の入り口
これまで5度ほどこの見晴らし場所にはゆきましたが、とても北摂一番を名乗るには今ひとつの展望でした。しかし...。
今回は期待を完全に裏切られました。見晴らし場所の周辺の藪や潅木は完全に切り払われて目の前の生駒や枚方方面の展望はおろか、はるか向こうには大阪のビル群すら見通せました。まさに北摂一番にふさわしいパノラマが広がっていたのです。おりしも、昨日夜半の雨で空気中に埃も落ちて実にすばらしい展望でした。
■ベンチ付近から生駒山系を望む
ベンチから少し南に20mも歩くとさらに大パノラマが
■大阪市内方面の展望(デジカメの望遠精度が悪く画像が粗いですが)
■最大望遠で大阪のビル群を
展望台にはAM7:00ちょうどに付き、暖かいコーヒーのパンで朝食を取りました。20分ぐらい休憩をとってから出発しました。
出発後送電鉄塔の下をくぐって、少し岩場のあるところにでました。以前、誰かが書いた手製の説明板があったのですが撤去されていたようです。そのときに説明には秀吉の戻り岩とかかれていたような。
■巨石2つ(秀吉の戻り岩??)
さらに下りつづけるとこのコースでのひとつの注意ポイントが姿を表します。V字の分岐点が1箇所あり、そこには道標はあるものの島本側から歩いてくると見落としてしまって直進してしまい予期せぬところに出てしまうのです。
しかし、今回ははっきりとわかるように道標がつけられていました。
■V字分岐
道標にしたがって金龍寺を目指しました。次第に下りながら歩きつづけると寺の跡に近づいてゆくのがわかる痕跡が。七重の石塔もそのひとつです。
■石塔
この石塔を過ぎて下りつづけると広々とした台地にでました。金龍寺跡に到着です。2年前とうって変わりベンチもたくさんでき、随分明るい感じがしました。
■金龍寺跡
太閤道を歩きつづけていて花らしい花には出会えなかったのですが、ここではシャガの花の群生がみられました。天王山からこの界隈では5月初旬にこの花にたくさん出会えます。アヤメかカキツバタの仲間のようです。
■シャガの群落
■シャガの花のアップ
最後に木漏れ日漏れる寺跡にそびえる大木を写しました。
7時40分に金竜寺跡を発ち、石段を降りて、かつての参道の急坂を下りました。座禅石という巨石がありました。
■座禅石
さらに下ると、かつて参道を彷彿させる丁石もあります。
■丁石
この12丁の丁石から11丁までの間がつづら折れの急坂くだりです。11丁の丁石を超えると沢筋の道に入り、丸太橋が現れました。
■丸太橋
もうひとつ丸太橋を超えた進むと座禅石よりさらに大きな巨石がありました。命名は白馬石とかかれていました。
■白馬石
白馬石を過ぎてなお下りつづけると、周囲から浮いたように真っ赤な鳥居にたどり着きました。「三好大明神」とかかれていました。2年前に訪れたときはこんなに真っ赤にペイントなどされておらず、自然な朽ちかけた鳥居だったのですが、いつのまにか改修でもされたのでしょうか。
■三好大明神
そしてコンクリート製の橋を渡ると山道から林道になりました。ここでも2年前とは大きな変化があってびっくりです。
■山道から林道に出たところ
実はここの場所、2年前は右の溝などなく、鬱蒼とした樹林帯で昼間でも日が差し込まない不気味な雰囲気のところでした。しかも雨上がり後は水溜りができていて歩くのも難儀したのですが明るい山道に変わっていました。
この先も同じようにとても明るく、水はけのよさそうな道に変わっていました。この2年で随分整備がなされたのでしょうか。
林道も終わりを告げ、高槻市バスの磐手橋バス停の到着。AM8:05。島本駅を出て2時間30分ほどで早朝ハイキングは終わりました。
今回の太閤道は新緑美しく、展望もよく実に気持ちよいハイキングでした。5月の半ばあたりまでがベストだと思います。そして展望場所2箇所も以前に比べれば藪などが切り払われて見晴らしがさらによくなっていますので休憩には最適ですね。
2年前磐手橋BSから3時間以上かかっていたこのコースも2時間30分ほどで歩けました。最初の登り出しがきつい以外は実に快適な尾根道ハイク。本当に手軽に山のよさを味わうには最適なところだと思いました。
GWの全予定も終了。明日から仕事。さあがんばろうっと。
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JR島本駅って今年に出来てたんですね?!知らなかった!そういえば水無瀬駅から北に上がった突き当りを工事していたのを見かけたけど、駅の工事だったのですね。これで水無瀬駅に比べると、山までのアクセス時間がだいぶ短縮されましたね。太閤道行きの回数も増えることでしょう。
僕は6日は京都行ってました。と言っても北山ではなく四条河原町です。
見晴らしがとても素晴らしいので私も行ってみたいです。
6日は朝から天気もよくご機嫌な登山でしたね。なにより島本の駅ができたことで以前だと若山神社にたどり着くまで歩きだと40分近くかかっていたのがほぼ半分。体力も温存できて一石二鳥ですね。ここを基点に太閤道や尺代を経由してギロバチ峠などにもアタックできます。無論かなりハードですがポンポン山も射程圏になりました。もっと今年は歩きこんでみようと思いますが、アジサイの時期ぐらいまでにしてあとは秋以降っていうのがベストでしょう。
>HIROさん
京都からでも本当に近く、そしてJRも島本駅ができたのでアクセスは非常によくなりました。高槻まで抜けずとも北摂一番見晴場所のピストンでも十分2時間程度の歩行で心地がいいですよ。ぜひいらしてくださいね。
>よしぞうさん
高槻から山崎間は電車で7分と非常に長い区間でしたが、島本駅ができて阪急電車はさらに苦境になったのでは。若山台の団地ならば歩いてもしれてますし。この太閤道は高槻からでも島本からでも出だしは非常に急な坂と階段のぼりを余儀なくされます。島本からならば四つ辻まではアップダウンもありますし、高槻からならば金竜寺を少し過ぎたあたりまではかなりきついです。
でも尾根に出てしまうと見事なまでにフラットで美しい道で歩くのも楽しくなりますよ。